■開催要項
【日時】2024年11月29日 (金) 午後12:30~16:30 (休憩含む)
【会場】北とぴあ 9F 901会議室 〒114-8503 東京都北区王子1-11-1
【開催場所】本講習会は現地開催となります。
【アクセス】https://www.hokutopia.jp/access/
【受講料】 29,700円(税込み) *テキスト付
講師:塚原 正義 先生
京都大学iPS細胞研究財団
研究開発センター センター長
■概 要
ヒトiPS細胞が発見されて17年、多能性幹細胞(iPS細胞、ES細胞)を利用した移植医療がようやく現実のものになろうとしている。一方で、コスト・有効性・安全性などの懸念もある。講師らは長年に渡り「自家iPS細胞の実用化プロジェクト」を進行してきた。本講習会ではここ数年に取り組んできた研究開発のアップデート/解決できていない課題など、iPS細胞を用いた医療応用を主に、これをとりまく周辺産業について、概要・課題・展望を述べる。特に、自家iPS細胞・分化細胞の自動製造は講師が現在最も注力している研究テーマであり、再生医療を産業化するためのKFS*の1つと考えている。
また、講師が「細胞を利用する研究開発・プロジェクト」を通じて得られた多様な視点や知見から、細胞の産業利用における鍵となる要因について学び、考える。対面講習の利点を活かし、ディスカッション、問答形式で解説したい。
講義は細胞培養やiPS細胞の初心者・初級者向けにも分かりやすく、細胞を用いた製造・品質管理など、細胞培養の基礎知識含めて、産業化への取組みをご紹介する。
*Key Factor for Success:重要成功要因
【講習プログラム】
1.iPS細胞(ES細胞)を用いた医療応用
・ iPS細胞(ES細胞)とは?
・ 臨床用iPS細胞の種類、製造、品質管理
・ iPS細胞を用いた移植医療(免疫拒絶の克服)
・ 移植以外の利用方法:創薬スクリーニング、疾患モデル、安全性試験
・ 培地、培養器材、培養装置
・ コストダウン・自動化への取組み
・ 細胞調製施設・施設管理
・ 今後の展望・課題
2.細胞を用いた医薬品等、産業における鍵となる要因(ディスカッション、問答形式)
・ 細胞の量と質、用途によって違うのか
・ 原材料の品質等、再現性のある製造、製品を導く条件
・ 細胞を用いた医薬品生産におけるプラットホームの考え方、共通性
≫ 医療用iPS細胞およびCHO細胞を用いたタンパク質医薬品の製造・品質管理等の経験からの考察
・ 多様なパートナーとの共同研究や取り組み
・ 植物細胞の培養・遺伝子組換え・物質生産・人工種子など講師がこれまでに取り組んできた研究開発からのヒント
・質疑応答:事前質問および当日の質問に対する解説を行います。忌憚ないご質問をどうぞ宜しくお願い致します。
*講習会時間内に終了しない場合は後日お送ります。
*受講者の皆様からの質問、講義の進行状況によってプログラムの順番を変更させていただくことがございます。
🔷講師略歴: 塚原 正義
1988.3 東北大学理学部卒(理学博士)
1988.4 キリンビール入社(2008.10 協和キリン転籍)
2017.10 京都大学iPS細胞研究所 特命教授 細胞調製施設 製造統括責任者
2020.4 京都大学iPS細胞研究財団 組織変更
研究開発センター センター長
現在に至る
◆お申し込み先
ビジネスサイエンス&テクノロジー株式会社
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-34-5 いちご東池袋ビル 6階
TEL:03-5050-2995
メール:edu@bst.co.jp
◆お申込み方法
下記情報をお書き添えいただき、メール:edu@bst.co.jp までお申し込みください。
お申込み内容を確認の上、折り返し受講票・受講料入金手続き、講習会参加にかかるご案内をお送りします。
○会社・団体・組織名
○所属
○氏名
○氏名(ふりがな)
○連絡先(電話、E-mail)
○住所
○担当・関与される職務について(現在の職務についておさしつかえない範囲でお知らせください)
○講師への質問(講習会あるいは後日のフィードバックでお答えいたします。)
〇お申込日 2024年 月 日
*お申込み後のキャンセルはお受けできません。講習にご出席できなくなった場合には、代理の方のご参加をお願いいたします。
*お申し込みは余裕をもってお申し込みいただけますと幸いです。
◆お問い合わせ先
講習会に関してのご質問等ございましたら、お気軽に下記までお尋ねください。
Mail:edu@bst.co.jp
ビジネスサイエンス&テクノロジー株式会社(BST)
講習会担当
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-34-5 いちご東池袋ビル 6階
TEL:03-5050-2995
URL:https://bst.co.jp/
ご案内はここまで■