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ソース:Preparing for a Hurricane or Tropical Storm(August 16, 2021時点)
(https://www.cdc.gov/nceh/features/hurricanepreparedness/index.html)
National Center for Environmental Health

トロピカルストームやハリケーンを止めることはできません。しかし、今すぐにでも自分自身や家族を守るための対策を始めることはできます。

6月から11月はハリケーンのシーズンです。リスクの高い地域の皆さんに向けて、疾病管理予防センター(CDC)では災害に対する備えをお願いしています。今年は特にコロナ対策も重なり、例年とは違った準備が必要です。[COVID-19] 事前の備えと万一の時の安全な避難のために、「コロナ禍におけるハリケーンへの備え」[Preparing for Hurricanes During the COVID-19 Pandemic]を参考にしてください。

ハリケーンへの備え(大切なポイント)

  • ハリケーンから身を守るための基本的な準備を今すぐ始めてください。[Prepare for a hurricane]
  • できるだけ早くワクチンを接種してください。発症や重症化を防ぎ、周りの人を守ることにもつながります。[COVID-19 vaccine]
  • 自宅や車に物資を備蓄しましょう。[Get emergency supplies] 非常食や水、薬などは、いつもより時間に余裕をもって準備しましょう。宅配サービスが安全ですが、それができない場合にはコロナ対策をした上で出掛けるようにしてください。[protect your and others’ health]
  • 家族で災害時の計画を立てましょう。[Make a plan]
  • 避難命令には必ず従ってください。自治体の避難計画や避難場所、ペット用の避難所など、必ず最新情報を確認してください。[Prepare to evacuate]
  • 高齢者を守るため、体調や医療ニーズを確認してください。[Protect older adults]
  • ペットの安全を確保してください。[Protect your pets]
  • 知人の様子を見に行くときは、ソーシャルディスタンス(6フィート以上離れる)やその他CDCの指針を守ってください。

停電に備えて、重要な書類(緊急連絡先、保険情報)などをプリントアウトしておくことをお奨めします。

避難時には、コロナ対策を行ってください。非常用持ち出しセットを用意し、その中に手指消毒剤(60%以上のアルコール濃度)、石鹸、除菌シート、マスク(二層以上で顔にぴったりとフィットするもの、ただし呼吸に問題がある人や意識のない人、体を動かせない人、一人でマスクを外せない人は使用しない)などを入れておきましょう。友人や家族と一緒にいる時や避難所でのコロナ感染予防に必要なポイントを確認してください。[friends or family] [shelter]

ハリケーン通過後の安全確保

  • 浸水地域に近づかないでください。浸水した場所で車を運転しないでください。[Avoid flooded areas]
  • 一酸化炭素中毒を防ぐため、CO検出器のバッテリーを確認してください。発電機はドアや窓、通気口から20フィート以上離して屋外に設置してください。[Prevent carbon monoxide (CO) poisoning after the storm]
  • 引き続きコロナ感染予防のための手順を守ってください。[preventive actions]
  • 特に、コロナ禍での災害対応ではストレスや感情の高ぶりが予想されます。不安や悲しみ、心配を抱えるのは自然なことです。皆さんやご家族、地域の人々が災害から立ち直るためには、そういった感情にうまく対処し、必要な場合には助けを求めることが大切です。

本概要はここまで■