■開催要項
【日時】2日連続となります
 1日目:2022年9月14日(水) 14:30~16:30 (2時間)
  ●ライブ配信によるウエビナー講習会
 2日目:2022年9月15日(木) 14:30~16:30 (2時間)
  ●ライブ配信によるウエビナー講習会

ご注意:
  ●本プログラムは2回(1日目、2日目)に分けて実施致します。
  ●途中休憩を含む

【開催場所・方式】WEB限定セミナー *会場受講ではありません,受講条件は下方をご覧ください。
【受講料】29,000円(税込み) *2回分含む、テキスト付き

講師:田中 克典先生
 東京工業大学物質理工学院応用化学系 教授 兼 理化学研究所 主任研究員

■講義概要
 世界中の化学者が、重篤な病気を治すために有効な薬剤を求めて日々努力している。薬剤を開発するときにはまず、その薬剤の候補(化合物)をデザインして実際に作り(合成)、そして実験室で効くかどうかを検討する。もし有効な薬剤の候補が見つかれば、さらにマウスなどの動物を使ってその効果を検証するが、多くの場合、この段階で開発が止まる。実験室でいくら効果的であっても、その候補化合物が動物の疾患現場に行かなければ、他の正常な臓器にも薬効が働いてしまい、副作用が生じる。良い効果を持つ薬剤を開発すると同時に、体の中で安定に、そして特定の疾患部分でのみ薬効を働かせなければならない。
 有機合成化学分野からの画期的なアプローチとして、生きている動物内で薬剤を作る戦略、「生体内合成化学治療」に大きな注目が集まっている。これまでのように、薬剤を体の中に入れて病気を治すのではなく、薬剤の原料となる安全な分子を体の中に入れ、病気の現場で薬剤を作り上げて(合成)、そしてその場所で選択的に薬効を効かせて病気を治す新戦略である。本講義では、生体内での有機合成化学の基礎について学ぶとともに、講演者の研究も含めた世界最先端の「生体内合成化学治療」を紹介する。

■講習プログラム

I. 生体内での有機合成化学

  1. 有機合成化学とは?
  2. 分子イメージングの基礎
  3. 生体内で有機合成化学を行う意義
  4. 生体直行性型反応とクリック反応の基礎
  5. 理研クリック反応の開発
  6. 糖鎖パターン認識の基礎と体内デリバリーシステム

II. 生体内合成化学治療

  1. 生体内での遷移金属触媒反応
  2. 人工金属酵素の基礎
  3. 人工金属酵素による生体内合成化学治療
  4. がんでの新規バイマーカー、アクロレイン
  5. 乳がんの術中迅速診断技術
  6. がんでのプロドラッグ戦略
  7. a線内用療法の基礎と将来展望

※ 本プログラムは2回(1日目、2日目)に分けて実施致します。

※ 質疑応答
事前質問の回答および当日の質問に対する解説を行います。講習会時間内に終了しない場合は
後日お送り申し上げます。

■講師プロフィール

[学歴・職歴]
平成01年04月〜平成04年03月 奈良県立畝傍高等学校
平成04年04月〜平成08年03月 関西学院大学理学部
平成08年04月〜平成10年03月 関西学院大学大学院博士課程前期課程
(理学研究科化学専攻/勝村成雄教授)
平成10年04月〜平成11年03月 バイエル薬品株式会社中央研究所研究員
平成11年04月〜平成14年03月 関西学院大学大学院博士課程後期課程
(理学研究科化学専攻/勝村成雄教授)
平成13年04月〜平成15年03月 日本学術振興会特別研究員
平成14年04月〜平成17年03月 コロンビア大学化学科・博士研究員(中西香爾教授)
平成15年04月〜平成17年03月 日本学術振興会海外特別研究員
平成17年04月〜平成19年03月 大阪大学大学院理学研究科・助手(深瀬浩一教授)
平成19年04月〜平成24年03月 大阪大学大学院理学研究科・助教
平成24年04月〜平成29年03月 (独)理化学研究所 基幹研究所・准主任研究員
平成26年10月〜平成30年03月 JSTさきがけ・研究者(兼任)
平成26年06月〜令和04年03月 ロシアカザン大 A.ブトレーロフ研究所・教授(兼任)
平成29年03月〜令和04年03月 理研-マックスプランク連携研究センター・グループリーダー(兼任)
平成29年04月〜令和04年03月 理研バトンゾーン研究推進プログラム
糖鎖ターゲティング研究チーム・副チームリーダー(兼任)
平成31年04月〜令和04年03月 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科・連携教授(兼任)
平成24年06月〜 埼玉大学大学院理工学研究科・連携教授(兼任)
平成29年04月〜 (国研)理化学研究所・主任研究員
令和 元年10月〜 東京工業大学物質理工学院応用化学系・教授
(理化学研究所・主任研究員とのクロスアポイントメント)

[専門分野]
有機合成化学、天然物化学、糖鎖化学、生物有機化学

[受賞歴]
平成14年 第2回天然物化学談話会奨励賞受賞
平成15年 Young Scientist’s Lecture Award in 9th International
Conference on Circular Dichroism in Chemistry and Life Science
平成16年 第46回天然有機化合物討論会奨励賞受賞
平成18年 第20回日本化学会若い世代の特別講演会賞受賞
平成18年 大阪大学先端科学ベンチャービジネス・ラボラトリー部門優秀賞受賞
平成20年 第88日本化学会春季年会 優秀講演賞(学術)受賞
平成21年 Synthesis-Synlett Journal Award受賞
平成22年 有機合成化学協会研究企画賞(エーザイ研究企画賞)受賞
平成22年 第13回日本糖質学会奨励賞受賞
平成23年 有機合成化学奨励賞受賞
平成24年 日本学術振興会科学研究費助成事業 平成24年度科研費審査員表彰受賞
平成26年 Asian Core Program Lectureship Award(中国、マレーシア)受賞
平成27年 米国化学会 Division of Carbohydrate Chemistry, Horace S. Isbell Award受賞
平成30年 田中貴金属記念財団「貴金属に関わる研究」ゴールド賞受賞
平成30年 第15回日本学術振興会賞受賞
令和 元年 第37回日本化学会学術賞受賞

[趣味]
ランニング、エレキギター演奏 (渋谷公会堂でのヤマハティーンズミュージックフェスティバル全国大会で演奏し注目を集めた。aikoは次年度の関西地区代表)

受講条件、参加に際して 
・既存の「インターネットブラウザ」、あるいはビデオ会議・配信ツール「Zoom」アプリクライアント の利用が可能な方
・講習会の前日までに必ず動作確認をお願い致します。https://zoom.us/testにて接続のテストができます。
・開催日の直前にWEB講習会への招待メールをお送り致します。ご確認を御願い致します。
・当日は余裕を持って招待メールに含まれるクリックあるいはURLからWEB配信講習会にご参加のほど御願い申し上げます。
・ご不明な点はご遠慮なく下方の問い合わせ先までご連絡ください。

お申し込み先
ビジネスサイエンス&テクノロジー株式会社
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-35-2 駒込タウンブリーズ205号
メール:edu@bst.co.jp TEL:03-6676-2764  FAX:03-6759-1348 

お申込み方法等  
下記情報をお書き添えいただき、メール:edu@bst.co.jp までお申し込みください。
お申込み内容を確認の上、受講票・受講料入金手続き、講習会参加にかかるご案内をお送りします。

○会社・団体・組織名
○所属・役職
○氏名
○氏名カナ
○連絡先(TEL、FAX、E-mail)
○住所
○担当・関与される職務について(現在の職務についておさしつかえない範囲でお知らせください)
○講師への質問(講習会あるいは後日のフィードバックでお答えいたします。)

*お申込み後のキャンセルはお受けできません。講習にご出席できなくなった場合には、代理の方の  ご参加をお願いいたします。
*お申し込みは余裕をもってお申し込みいただけますと幸いです。
*テキストの送付 事前にテキストを送付致します。

お問い合わせ・連絡先
講習会に関してのご質問等について、お気軽に下記までお尋ねくださいますようお願いいたします。

メール:edu@bst.co.jp
ビジネスサイエンス&テクノロジー株式会社
〒170-0003
東京都豊島区駒込1-35-2駒込タウンブリーズ205号
電話:03-6676-2764 FAX:03-6759-1348
https://bst.co.jp/