1日目:2021年12月 8日(水) 14:30~16:30 (2時間) ●ライブ配信によるウエビナー講習会
2日目:2021年12月15日(水) 14:30~16:30 (2時間) ●ライブ配信によるウエビナー講習会 

【ご注意】本プログラムは2回(1日目、2日目)に分けて実施致します。 ●途中休憩を含む
【開催場所・方式】WEB限定セミナー*会場受講ではありません,受講条件は下方をご覧ください。
【受講料】29,000円(税込み) *2回分含む、テキスト付き

■講師:宮崎 香 先生

神奈川県立がんセンター臨床研究所 客員研究員、横浜市立大学 名誉教授

■講義概要

 タンパク質は物理化学的および生物学的性質において極めて多様であり、その複雑な機能が生命活動を支えています。このように高度な機能をもつタンパク質が、医薬品、診断試薬、分析試薬、工業用品、化粧品、食品などに広く利用されています。タンパク質を生産する現場では、高純度、かつ高活性なタンパク質を最も効率よく生産し、安定に供給することが重要な課題となります。また、例え生産をしていなくても、タンパク質を扱う現場では、目的タンパク質に混在する不純物の存在や、精製タンパク質の凝集、沈殿、変性、分解、失活などがしばしば問題となります。しかし、低分子化合物に比べてタンパク質は非常に不安定であり、またその性質はそれぞれの種類によって千差万別であるため、一律に対応することはできません。このため特にタンパク質を扱う方々にとっては、タンパク質の基本的な知識をもち、どのような因子がタンパク質の構造や活性に影響するかを理解しておくことが重要です。本講座ではこのような観点から、タンパク質取り扱いの経験が比較的浅い担当者を主な対象者として、タンパク質とは一体どのような物質か、また取り扱いにどのような注意が必要なのか、などのタンパク質の基礎知識について学びます。また、抗体や酵素などを例として、タンパク質の精製や活性検定法、およびケーススタディーとして抗体および利用法の基礎を学びます。

 何事にも慣れない仕事は不安になります。しかし、本講座においてタンパク質の基本的な性質やその取扱いの原理原則を理解することによって、日常のタンパク質業務を正しく、より自信をもって行えること、また予測しないトラブルにも対処できる力を身につけられることを期待します。講師は長年、がんの浸潤・転移機構の研究に従事し、それに関与する多様なタンパク質の研究を行ってきました。本プログラムではそれらのタンパク質の同定や機能解析を行った経験にもとづき、タンパク質の精製や品質管理におけるポイントを含めて紹介します。

■講習プログラム

Ⅰタンパク質の基礎知識
 1 生体内でのタンパク質の発現
 2 タンパク質の多様性と生理機能            
 3 タンパク質の化学的構造 
 4 タンパク質の物理化学的性質           
 5 タンパク質の構造と機能の相関、化学修飾
 6 タンパク質の凝集、沈殿、変性、失活
 7 組換えタンパク質のrefolding   

Ⅱタンパク質の基本的な取扱法
 1 タンパク質の定量
 2 タンパク質の分析:電気泳動法、HPLC、質量分析
 3 クロマトグラフィーによるタンパク質の分離精製
 4 タンパク質の活性測定
 5 酵素の基本的な性質と活性測定
 6 タンパク質製品の品質評価:純度と活性
 7 タンパク質の修飾、変性および失活の対策、安定保存法
 8 ケーススタディー:抗体タンパク質の基礎知識と利用方法
   (i)抗体タンパク質の構造と基本的性質
   (ii)抗体分子の多様性と特徴とその利用(予防、診断、治療)

演習と質疑応答
事前質問の回答および当日の質問に対する解説を行います。講習会時間内に終了しない場合は後日お送り申し上げます。
<参考>
講師はがんの悪性増殖を支えるタンパク質分子に魅せられ多様なタンパク質の分離精製、同定、構造と機能の関係を研究しています。時間が許す範囲で、研究開発の面白さや重要なポイントなどについても紹介します。

講師プロフィール

1976年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。同年より大阪大学蛋白質研究所・文部技官/助手、1988年より横浜市立大学木原生物学研究所・助教授を経て、1994年より同教授。2013年4月より名誉教授。 1979年〜1981年California大学San Diego校客員研究員。2002年〜2006年木原生物学研究所所長。 2014年より現職。一貫してがんの浸潤・転移のメカニズムの研究を行い、マトリライシン(MMP7)、ラミニ5/332などのタンパク質を見いだし、機能を明らかにしてきた。現在も現役で研究を続けている。著書に「タンパク質実験ノート改訂第1-4版」(羊土社)、「タンパク質実験の進め方」(羊土社)、「蛋白質・酵素の基礎実験法」(南江堂)、「分子細胞生物学基礎実験法」(南江堂)などがある。米国癌学会名誉会員、日本がん転移学会功労会員。

◆受講条件、参加に際して 
・既存の「インターネットブラウザ」、あるいはビデオ会議・配信ツール「Zoom」アプリクライアントの利用が可能な方
・講習会の前日までに必ず動作確認をお願い致します。https://zoom.us/testにて接続のテストができます。
・開催日の直前にWEB講習会への招待メールをお送り致します。ご確認を御願い致します。
・当日は余裕を持って招待メールに含まれるクリックあるいはURLからWEB配信講習会にご参加のほど御願い申し上げます。
・ご不明な点はご遠慮なく下方の問い合わせ先までご連絡ください。

お申し込み先
ビジネスサイエンス&テクノロジー株式会社
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-35-2 駒込タウンブリーズ205号
TEL:03-6676-2764  FAX:03-6759-1348
お申し込み先メール:edu@bst.co.jp 

◆お申し込み方法
下記情報をお書き添えいただき、メール:edu@bst.co.jp あるいはFAX(03-6759-1348)宛てにお申し込みください。 

お申し込み用紙(FAX用)

お申込み内容を確認の上、受講票・受講料入金手続き、講習会参加にかかるご案内をお送りします。

  1. 会社・団体・組織名
  2. 所属・役職
  3. 氏名
  4. 氏名カナ
  5. 連絡先(TEL、FAX、E-mail)
  6. 住所
  7. 担当・関与される職務について(現在の職務についておさしつかえない範囲でお知らせください)
  8. 講師への質問(講習会あるいは後日のフィードバックでお答えいたします。)
  • お申込み後のキャンセルはお受けできません。講習にご出席できなくなった場合には、代理の方のご参加をお願いいたします。
  • お申し込みは余裕をもってお申し込みいただけますと幸いです。
  • テキストの送付 *事前にテキストを送付致します。

お問い合わせ・連絡先
講習会に関してのご質問等はお気軽に下記までお尋ねくださいますようお願いいたします。
講習会担当: メール:edu@bst.co.jp
ビジネスサイエンス&テクノロジー株式会社
〒170-0003 東京都豊島区駒込1-35-2駒込タウンブリーズ205号
電話:03-6676-2764 FAX:03-6759-1348
https://bst.co.jp/

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